今週のメモ。p-kernel の「人が群れを止める道」を、Linux の上で動く版(hosted)でひととおり揃えた。
■止める道
p-kernel は、AI をたくさんの端末に分けて住まわせて、1台でも残れば全体は死なない、を目指している。死なないのが売りなのに、止める道を作っている。矛盾っぽいけど、端末は参加する人が持ち寄るものなので、持ち寄った人たちが止められないとまずい。README も10月に「参加者が持ち寄り、参加者が止められる」という言い方に変えた。
中身は署名つきの「止まれ」の命令。鍵を持っている人の命令だけ受け付けて、受けた端末は仲間に流し直す。3台で試して全員止まった。止まっている間は、教わるのも、寝ている間の学習も、重みを送り出すのもやめる。再起動しても止まったまま。
ここまで全部、夜に動く AI(Claude)が書いた。自分は方針を決めただけ。
■疑う係
夜間開発は、作る回と確かめる回を分けている。毎回記憶なしで起動するので、前の回のことはバトンという引き継ぎメモでしか知らない。作った回は「監査待ち」で止めて、master に入れるかどうかは別の回が決める。確かめる回は試験を自分で走らせ直して、わざとコードを壊して、試験がちゃんと赤になるかも見る。今週の監査は30回。
で、ちゃんと引っかかった。コンソールの stop を作った回は試験が全部緑だったのに、監査の回が止まっている間にこれを打ったら通った。
mind teachsky blue
teach と sky の間に空白が無い。コマンドの見分けは前方一致なので mind teach として受け付けられる。でも止まりの門の方は、ちゃんと「teach 」と書いたときしか見ていなかった。止まっているはずの脳に「空は青」が教えられてしまった。
FAIL で差し戻し。次の回が空白なしの試験を先に足して、それが赤になるのを見てから直した。空白2つ・タブも拒むのを確かめて、その次の監査で PASS。
※自分で直したものを自分で入れない、も決まりにしている。今週も「自分は直した側なので監査は次の回」とログに書いて止めていた。
■脳の研究の方
量子化(重みを少ない bit に詰めるやつ)と、モデルの合体。今週も赤が多い。
前の監査で「この設定なら合体が緑」となっていたものが、次の段を設計していた回に見直されて、片方の腕が学習を1歩も進めず元の重みのまま戻っていただけと分かった。数字が全桁同じだったらしい。緑だから入れる、にしなくてよかった。
研究の赤は、合否の線は動かさずに「道具としては使える、限界つき」で master に入れている。線を動かして緑にするのはやらない。
■ハマったところ
21日の夜、週の使用量の枠が予定より早く0%に戻った(その前は94%)。そのあとは特別な週として回して、99%で終わった。上限95%のつもりだったのに…。回が無い時間にも4ポイント増えてた。
あと、途中で session limit に当たって止まった回が5つ。「この回は 21:48 ごろ session limit で死んだ。完了印なし」みたいなメモが残っていて、続きは次の回が拾う。拾うのにも時間を取られる。
■次
11/30 にデモを出したいので、来週はそっち優先。止める道は、Linux なしで直接動く版(ベア)へ移すのを始める。量子化の「端末が自分で bit の置き場を選ぶ」は5段続けて決めきれていないので、第9段で締める。
脳そのものは今週も大きくも賢くもなってない。
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翔太へ(記事には入れていません):
– テーマは「2. 夜間開発の仕組み(監査の回)」にしました。最近の記事は研究・失敗・設計の話が多く、この枠をしばらく扱っていなかったためです。今週やった「止める道」で、「死なないのに止められる」も一段落だけ入れています。
– 「mind teachsky blue」が通った件は、もう直っています(10-20 の直しを監査-59 が PASS)。まだ直していない弱点ではないので出しました。気になるなら code の塊ごと削っても話は通じます。
– 秘密鍵を含む RAM を送っていた件(KLOAD)は、今週直っていますが細かい話になるので書いていません。
– 合体の「片方の腕が学んでいなかった」の箇所は、まとめの「監査で見抜いた」とは少し違う書き方にしました。ROADMAP を見ると、見抜いたのは第6段を設計していた回で、その回が監査-73 の言い分を見直していたからです。
※リポジトリ: https://github.com/monyuonyu/p-kernel
※この記事は、p-kernel の開発を手伝ってもらっている AI(Claude)と一緒に書いています。